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FlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示について
Posted: 2019/04/29 02:00
by kag
お世話になっております。
Arbor3.5.0でFlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示するようになりましたが、
現在の使い方ですとFlexibleFiledを多用していてますが、
だいたいParameterContainerを使用していて、
入力スロットを使用することがほとんどなく、表示もごちゃごちゃしてしまうため、
ツールバーの表示メニューなどでの全体表示のon/offができるようにならないでしょうか?
よろしくお願いします。
Re: FlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示について
Posted: 2019/04/29 03:23
by caitsithware
ご要望ありがとうございます。
ツールバーの表示メニューへ「ノード枠外のデータスロット表示」項目を追加し、オフにすることで旧表示方法に戻せるように対応したいと思います。
ただし、DataLink属性で表示しているスロットにつきましては、このノード枠外のスロットでしか接続手段がないためメニューの影響は受けない仕様となる点はご了承ください。
ご不便おかけして申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
補足
補足となりますが、今後推奨するパラメータの参照方法として、以下のような形を想定して機能追加しております。
- ParameterContainerからパラメータをドラッグ&ドロップしてGetParameterを配置(どのパラメータを使用したいか、使用しているかの明示化)
- 値を使用する場合は入力スロットを利用(スクリプトを自作する場合は、値の指定方法に依存しないDataLink属性を使用するとより楽に実装できます)
- パラメータに値を設定したい場合も、ParameterContainerからパラメータをドラッグ&ドロップしてSetParameterを配置してデータを接続。
もしよろしければ、このような方法もお試しください。
Re: FlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示について
Posted: 2019/04/29 03:53
by kag
ご対応ありがとうございます。
GetParameterを試してみました。
操作的には楽ちんなのですが、表示に面積を食うところが気になります。
※SubState的なStateを自作で使っていますが、FlexibleFieldを使って20以上の継承用のパラメータを設定することがあります。
できれば旧方式での設定方法は残してもらえたらと思います。
より便利にしてもらえるならば、ParameterContainerからFlexibleFiledの枠などにドロップするだけで設定が行えると助かります。
別の質問になってしまうのですが、StateBehaviourやGetParameterが増えると
Runtime時に増えた分だけメモリ使用量が増えたり重くなったりするのでしょうか?
Re: FlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示について
Posted: 2019/04/29 04:17
by caitsithware
kag wrote: ↑2019/04/29 03:53
できれば旧方式での設定方法は残してもらえたらと思います。
はい、新方式はあくまでより直感的に操作できることを想定したもので、旧方式を廃止する予定はありませんのでご安心ください。
kag wrote: ↑2019/04/29 03:53
より便利にしてもらえるならば、ParameterContainerからFlexibleFiledの枠などにドロップするだけで設定が行えると助かります。
こちらにつきましては、今後の更新で追加しようかと思い、検討しております。
対応まで少々お待ちください。
kag wrote: ↑2019/04/29 03:53
別の質問になってしまうのですが、StateBehaviourやGetParameterが増えると
Runtime時に増えた分だけメモリ使用量が増えたり重くなったりするのでしょうか?
データとして追加している以上は、増えた分だけメモリ使用量や処理負荷も増えております。
また、FlexibleFieldなども汎用性のため、使用していない指定方法に関する参照用データが内部的に残った状態になっているため、無駄データが残った状態でランタイム時に実行されることとなります。
極論を言ってしまえば、組み込みスクリプトやFlexibleFieldなどを一切使用せず、必要なデータや参照のみを持つスクリプトをすべて自作したほうがメモリの節約や処理負荷の軽減になるかと思います。
こちらについては、結局使い勝手と実行時とのトレードオフになってしまうため、
Arbor側では、なるべく初心者にも使える汎用性を持った機能を提供し、
ユーザー様は、必要に応じて最適化していただく、という形でお願いいたします。
Re: FlexibleField, ParameterReferenceの内部入力スロットをノード枠外に表示について
Posted: 2019/07/21 01:55
by caitsithware
Arbor 3.6.0にて対応いたしました。
kag wrote: ↑2019/04/29 02:00
ツールバーの表示メニューなどでの全体表示のon/offができるようにならないでしょうか?
ツールバーへ「表示 > データスロット > ノード枠内に表示」を追加しました。
- DataSlot_ShowInsideNode.png (7 KiB) Viewed 14100 times
kag wrote: ↑2019/04/29 03:53
より便利にしてもらえるならば、ParameterContainerからFlexibleFiledの枠などにドロップするだけで設定が行えると助かります。
また、ドラッグ中のオブジェクトが受付可能なFlexibleFieldにDropフィールドを表示し、そこにドロップすることで設定できるように対応いたしました。
- DataFlow_DropField.gif (617.63 KiB) Viewed 14100 times
今回の対応でご満足いただけましたら、アセットストアにて評価やレビューもよろしくお願いいたします。
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